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日本文学、詩歌の世界

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日本文学、詩歌の世界
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日本の素晴らしい詩歌、小説、戯曲などをご紹介下さい。 古典や近現代における日本文学に関することや、純文学の魅力などお気軽にトラックバックして下さいね。
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日本文学、詩歌の世界の記事

1件〜50件

  • 主人公の魅力の「逆説的」描き方
    2020/09/20 09:00
    主人公の魅力の「逆説的」描き方

      『歳月』司馬遼太郎(講談社文庫)  明治初期の、肥前出身の司法卿・江藤新平の生涯を描いた司馬遼太郎の小説であります。講談社文庫で、本文はちょうど700ページ、一冊です。  この長さというのは、司馬

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    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • もちろん「羅生門」も面白い(その4)
    2020/09/06 11:02
    もちろん「羅生門」も面白い(その4)

      『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』芥川龍之介(岩波文庫)  とうとう4回目になってしまいました。何が何でも今回はまとめねばなりません。がんばります。  前回の林先生の最初の問いかけは、「なぜ下人は羅生門の

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    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 焼走り溶岩流 2020年8月 (岩手県 八幡平市)
    2020/09/04 18:03
    焼走り溶岩流 2020年8月 (岩手県 八幡平市)

    岩手山の噴火によって吹き出した熔岩が、山肌を流れるままに冷えて固まってできたものが 焼走り熔岩流 で、国の特別天然記念物になっています。 享保17年(1732)の噴火によってできたもので、300年近く経つというのに、ほとんど植物が進入していないという不思議な場所です。Photo by Kirishima 展望台近くにある 宮沢賢治 「鎔岩流」 の詩碑喪神のしろいかがみが薬師火口のいただきにかかり日かげになつた火山礫堆(れ...

    Anthony

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  • もちろん「羅生門」も面白い(その3)
    2020/08/30 08:28
    もちろん「羅生門」も面白い(その3)

      『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』芥川龍之介(岩波文庫)  前回最後に報告していたのは、「羅生門」執筆直前に芥川が、後々までかなり強烈なトラウマとなる失恋を経験したということでした。 後年芥川は、当時を振

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  • もちろん「羅生門」も面白い(その1)
    2020/08/16 17:18
    もちろん「羅生門」も面白い(その1)

      『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』芥川龍之介(岩波文庫)  少し前に本ブログで、中島敦の「山月記」についてだらだらと調べたことを「剽窃」まがいに報告しました。そうしたら、友人の高校の国語教師が面白がってく

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  • 「震災後文学の頂点」か?(後半)
    2020/08/08 08:48
    「震災後文学の頂点」か?(後半)

      『献灯使』多和田葉子(講談社文庫)  前回、私はこの筆者の持ち味であるシニカルと軽妙さは、この小説のテーマに本当に合っているのかという、ちょっと「厚かましい」感じの報告と意見を書きました。 その続

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  • 「震災後文学の頂点」か?(前半)
    2020/08/01 10:59
    「震災後文学の頂点」か?(前半)

      『献灯使』多和田葉子(講談社文庫)  この文庫の裏表紙の宣伝コピーに、こうあります。    「震災後文学の頂点」  東日本大震災から9年が過ぎて、そろそろ評価の定着した文芸作品が出始めてもいいころ

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  • 明治の青春を堪能(後半)
    2020/07/19 10:17
    明治の青春を堪能(後半)

      『三四郎』夏目漱石(岩波漱石全集第五巻)  『三四郎』を読まねばなるまいと考えたのは、その前に『漱石激読』(石原千秋・小森陽一)という本を読んだからであります。 この本の中に、美禰子はこれっぽっち

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  • 明治の青春を堪能(前半)
    2020/07/11 13:38
    明治の青春を堪能(前半)

      『三四郎』夏目漱石(岩波漱石全集第五巻)  よし、『三四郎』を読もうと思いました。その理由は下記に記しますが、さて、何で読もうかな、と。 何で、というのは、家には角川文庫、新潮文庫、そして新書版の

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  • 筒井康隆『脱走と追跡のサンバ』の感想
    2020/06/29 12:16
    筒井康隆『脱走と追跡のサンバ』の感想

    題名の「脱走」という言葉からは、村上龍氏の『希望の国のエクソダス』を思い出す。が、社会システムとしての日本からの「脱出」を描いた『エクソダス』と、本作の「脱走」はいささか異なる。まずは概要を示そう。

    星見

    何か読めば、何がしか生まれる

  • 「深読み」ってなんでしょう
    2020/06/27 09:29
    「深読み」ってなんでしょう

      『漱石激読』小森陽一・石原千秋(河出ブックス)  この本は一応対談集、とでもいうのですかね。 漱石文学についての二人の研究者のディスカッションです。  かなり以前より私は、対談集の類についてはあま

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  • 「猫」で一番面白い……
    2020/06/14 10:01
    「猫」で一番面白い……

      『吾輩は猫である』夏目漱石(岩波文庫)  あれこれ浮世との関わりもあって、しかし結果的には、ここんところけっこう暇でした。(まー、一連の「コロナ」禍のせいですね。) しかしそのせいだけでもなく、例

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  • 「彫心鏤骨」の文体に見るもの(後半)
    2020/06/03 22:19
    「彫心鏤骨」の文体に見るもの(後半)

      『破れた繭・夜と陽炎……耳の物語12』開高健(新潮文庫)  前回の続きです。 前回最後に書いていたのは、開高健の文体は、関西弁に標準語をアウフヘーベンした(逆かもしれません)、最強の関西人文体ではな

    analog純文

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  • 「彫心鏤骨」の文体に見るもの(前半)
    2020/05/26 17:48
    「彫心鏤骨」の文体に見るもの(前半)

      『破れた繭・夜と陽炎……耳の物語1・2』開高健(新潮文庫)  この度、岩波文庫に初めて入った開高健の小説がこれだという事を知人から聞き、そういえばむかーし新潮文庫で買ったのがあったはずと書棚をごそご

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  • 86、癒えない
    2020/05/26 11:22
    86、癒えない

    宇多田ヒカルの曲が好きだ。 正確に言えば、彼女が一時音楽活動を休止しそして子を産み、母親をあのような形で亡くした後の彼女の曲が好きだ。 どこか孤独のエッセンスを加えた前向きな曲や希望を散らした願い事、それは歌詞も然りだがメロディーや楽器の旋律もたまらなく惹かれる所が多い。 元々彼女の曲は聞いていたが、そこまで入り込むほどでもなかった。 しかし私が3度目の流産をし、打ちひしがれてる時に彼女の 『真夏の通り雨』 という曲が流れてきて、その瞬間に自分の気持ちをそのまま代弁されてるような、しかも曲に包まれて浄化されるような不思議な気持ちに包まれた。 ~夢の途中で目を覚まし 瞼閉じても戻れない さっきま…

    JURI

    私は親になれない

  • この心地よいゆったり感
    2020/05/06 08:32
    この心地よいゆったり感

      『コーヒーと恋愛』獅子文六(ちくま文庫)  作者獅子文六の小説は2冊目です。前回読んだ『てんやわんや』の読書報告は本ブログにあります。少しそれを読み直してみました。  なるほど、今の私の記憶とほぼ

    analog純文

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  • 牡丹華(ぼたんはなさく)
    2020/04/30 20:32
    牡丹華(ぼたんはなさく)

    桜は「散る」、梅は「零れる」、朝顔は「萎む」、菊は「舞う」、多彩な終焉の表現がある中、崩れるとはいかにも王座らしいですねと指が止まりました。穀雨も末候ですね。今日から五日間は牡丹華(ぼたんはなさく)という季節です。

    久利生杏奈

    紅龍堂書店の日々

  • 霜止出苗(しもやみてなえいずる)
    2020/04/29 16:50
    霜止出苗(しもやみてなえいずる)

    五風十雨(ごふうじゅうう)――五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降る天気のことですが、農業からすれば順調そのもの。今、コロナウイルスで人間社会は激変を強いられていますが、大気は例年以上に穏やかです。そうであれば、できることがあります。作付けです。

    久利生杏奈

    紅龍堂書店の日々

  • 「山月記」の李徴はなぜ虎に(③)
    2020/04/21 08:41
    「山月記」の李徴はなぜ虎に(③)

      『山月記・李陵』中島敦(岩波文庫)  「山月記」についての報告の3回目になります。 今回は、三つのその理由を考えたいと思います。特に三つめが、この度「勉強」をしていて新しく「はっ」と思ったものであ

    analog純文

    近代日本文学史メジャーのマイナー

  • 虹始見(にじはじめてあらわる)
    2020/04/17 19:08
    虹始見(にじはじめてあらわる)

    ピリリと山椒が効いたような鋭い洞察を、やわらかな言葉に落とし込むのは優れた詩人の常ですが、こんなに切ない詩も描かれるのですねと、社会人になってから胸を締め付けられたのが、「虹」です。石垣りんさんの詩集『レモンとねずみ』より。

    久利生杏奈

    紅龍堂書店の日々

  • 偽りの時雨
    2020/04/15 00:14
    偽りの時雨

    ピエ・ブックスさんの『てんきごじてん』、翻訳家のW先輩が下さった、宝物のような本です。眠れない夜によく読んでいます。私が一昨日、助けられた言葉は「偽(いつわり)の時雨」――『続後拾遺和歌集』の藤原定家の歌「偽りのなき世なりけり神無月誰が誠より時雨初けん」に基づく言葉で、意味は……

    久利生杏奈

    紅龍堂書店の日々

  • 「山月記」の魅力とは(②)
    2020/04/13 08:31
    「山月記」の魅力とは(②)

      『山月記・李陵』中島敦(岩波文庫)  前回から中島敦「山月記」について、わたくしが少々「勉強」いたしましたことを報告しています。 今回は、教科書に少し寄り道をした後、山月記の魅力について、考えてみ

    analog純文

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  • 『こころ』のこのスリリングな読み(後編)
    2020/03/25 21:49
    『こころ』のこのスリリングな読み(後編)

      『男であることの困難』小谷野敦(新曜社)  前回の続きです。 漱石の『こころ』についての評論の内容紹介をしていました。  実は私は、この筆者の『こころ』についての文章は、以前にも別の評論を読んだ事

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  • 新しい小説は入っていきにくい
    2020/03/07 09:32
    新しい小説は入っていきにくい

      『クワイエットルームにようこそ』松尾スズキ(文春文庫)  私には、読書指導のメンターのような方がいます。 いえ、実際、世の中にはちょっと信じがたいような「本読み」は、実はごまんといるようですね。ち

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  • ベルリンから立ち昇って来るもの
    2020/02/26 11:57
    ベルリンから立ち昇って来るもの

      『百年の散歩』多和田葉子(新潮社)  ドイツのことを何も知りません。 いえ、居直っているわけではありません。我ながら困ったことだなあとは思いつつも、何といいますか、なかなか、えいやっ!と、改めて西

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  • スリリングで野心的な長編小説
    2020/02/17 09:40
    スリリングで野心的な長編小説

      『母の遺産――新聞小説・上下』水村美苗(中公文庫)  上下2冊の力作長編小説です。 といっても、この筆者の過去の作品『本格小説』などに比べたら、ほぼ半分の分量です。 この方は、天性の長編小説作家です

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  • この「くったく」をどうしようか
    2020/02/10 09:00
    この「くったく」をどうしようか

    ​​​  『山椒魚』井伏鱒二(新潮文庫)  『山椒魚』の冒頭に「山椒魚は悲しんだ。」とあります。  また、この井伏鱒二の初期短編集には12の短編小説が収録されていますが、その多くの作品に「くったく」と

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  • 書かずに書かずに書く
    2020/02/03 09:42
    書かずに書かずに書く

      『影裏』沼田真佑(文春文庫)  3つの小説が収録されていますが、1つ目の小説「影裏」が芥川賞受賞作です。  冒頭から続く森の描写、これがびっくりするくらいよかったです。 明晰で透明感があって、何だ

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  • 太宰流青春文学の戸惑い
    2020/01/26 15:21
    太宰流青春文学の戸惑い

      『晩年』太宰治(新潮文庫)  以前より私は、太宰治は我がフェイヴァレット作家のひとりだと本ブログで書いてきました。今でも基本的にそう思っています。 この度、太宰治の第一作品集『晩年』を読みまして、

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  • 井伏作品の魅力と謎
    2020/01/18 18:39
    井伏作品の魅力と謎

      『山椒魚の忍耐―井伏鱒二の文学』勝又浩(水声社)  さて私は、井伏鱒二の小説とつげ義春の漫画はどちらを先に読んだのだろうと、ふと考えましたら、やはり、まー、つげ漫画が先だったかなと思います。  「

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  • 言葉の微妙なバランスを探って
    2019/12/26 12:31
    言葉の微妙なバランスを探って

      『アサッテの人』諏訪哲史(講談社文庫)  言葉にこだわった小説ですね。 しかし、まー、仮にも小説を書こうとする人なら、言葉にこだわらない人は、いませんよね。 小説を書きながら言葉にこだわらないとい

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  • 次は、いちおう、太宰治……かな
    2019/12/09 09:03
    次は、いちおう、太宰治……かな

      『三つの空白―太宰治の誕生』鵜飼哲夫(白水社)  この間まで森鴎外の伝記関係の本を何冊かまとめて読んでいましたら、結構おもしろかったものの、20冊近く読んだらちょっともう鴎外はいいかなという気にな

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  • 遊女世界の描き方
    2019/12/01 19:11
    遊女世界の描き方

      『ゆうじょこう』村田喜代子(新潮社)  このタイトルは漢字で書くと『遊女考』となるんでしょうね。 なぜ平仮名になったのかは、一応読んでみればそのニュアンスはわかります。 でも、……んんー、「なになに

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  • 鴎外という謎
    2019/11/11 06:52
    鴎外という謎

      『鴎外最大の悲劇』坂内正(新潮選書) 「街のごろつきのような言いがかり」(高橋義孝)「自己弁疏に寧日がない」(同)「自分の最も深い傷口を隠したとまでは言うつもりはないが、何か釈然としないものを感じ

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  • 「恋がかなう」と「恋愛が終わる」
    2019/10/29 16:39
    「恋がかなう」と「恋愛が終わる」

      『マチネの終わりに』平野啓一郎(毎日新聞出版)  「失恋」という言葉がありますね。 あー、そういえば、若かりし頃、心ならずもこの語の現す事態に、何度も何度も引きづり込まれていたなぁ、と、わたくしは

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  • 鴎外を嫌いになるということ
    2019/10/22 16:58
    鴎外を嫌いになるということ

      『鴎外闘う家長』山崎正和(新潮文庫)  鴎外についての本をあれこれ読んでいますと、「扣鈕(ぼたん)」という詩がいろんなところに出てきます。それを何度となく読んでいると、とても哀感があっていい詩に思

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  • 太宰治 記念館 「斜陽館」 (青森県 五所川原市)
    2019/10/21 15:58
    太宰治 記念館 「斜陽館」 (青森県 五所川原市)

    先週、JR東日本の大人の休日俱楽部パスとレンタカーを使って、津軽半島を周ってきました。 天候にも恵まれ最高の旅でした。Photo by Kirishima太宰治 記念館 「斜陽館」 明治40年、津軽の大地主・大富豪の津島源左衛門(太宰の父)が今の金額にして約10億円をかけて建築した入母屋造りの大豪邸である。 旅館 「斜陽館」 として営業していたものを町が買い取り、1億円以上をかけて解体修復し、建築当時のままの姿によみがえらせた...

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  • 竜飛漁港 と 太宰治文学碑
    2019/10/21 15:58
    竜飛漁港 と 太宰治文学碑

    Photo by Kirishima国道339号線、通称 「階段国道」  この国道を100メートルくらい下っていくと、竜飛漁港に出る。竜飛漁港、竜飛の集落。 高台に見える建物が 「ホテル竜飛」。 ここから300メートルくらい行ったところに太宰の文学碑がある。竜飛漁港にある太宰治文学碑。 太宰治をして 「ここは本州の極地である。この部落を過ぎて道はない。ここは本州の袋小路だ。」 と言わせた漁村である。 現在でもその面影は失わ...

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  • 騎士団長をどう考える?(前半)
    2019/10/06 08:21
    騎士団長をどう考える?(前半)

      『騎士団長殺し・第1部第2部』村上春樹(新潮社)  この本の読書報告は2回目です。 2回目というのは、連続としてのものという意味ではなく、本ブログに2回別々の感想文を書いた、という意味ですね。つい

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  • この小説がわかってたまるか
    2019/09/26 08:25
    この小説がわかってたまるか

      『死霊Ⅰ』埴谷雄高(講談社文芸文庫)  ……うーん、やはり。 ……やはり、第一次戦後派のあたりが弱い、な、と。  ……えっと、何の話かと申しますと、ははん、とお気づきの方もいらっしゃるだろうと思いますが

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  • この徹底的な人間不在
    2019/09/17 18:53
    この徹底的な人間不在

      『ポトスライムの舟』津村記久子(講談社文庫)  休憩終了のベルが鳴り、ラインが動き始める。休憩前よりは軽く感じる手を上げて、流れてきた一本目の乳液のキャップを固く閉めて、表裏上下とひっくり返して確

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  • カタストロフはなかなか困難だ
    2019/09/08 18:47
    カタストロフはなかなか困難だ

      『パンク侍、斬られて候』町田康(角川文庫)  冒頭しばらくして本書の重要な登場人物(というか、と「登場集団」)の「腹ふり党」の説明が出てきます。本作品は2004年に単行本として刊行されていますが、

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  • 森鴎外の『高瀬舟』はしみじみとした会話に胸を打たれる
    2019/09/03 23:47
    森鴎外の『高瀬舟』はしみじみとした会話に胸を打たれる

    ★商品を見る→デカ文字文庫 森鴎外 高瀬舟 626円 私は森鴎外の高瀬舟を時々思い出したように読む。 島送りになった罪人の喜助と、護送する同心の庄兵衛。 ふたりが高瀬舟の上で しみじみとした会話をする場面

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    きれいの秘密を見つけよう♪

  • 文芸批評の大家が80歳で
    2019/09/01 11:29
    文芸批評の大家が80歳で

     『伯爵夫人』蓮實重彦(新潮文庫)  もうこの小説が発表されて3年にもなるのですね。文庫にもなってますし。  新潮文庫の裏表紙の文章に、こうあります。  東大総長も務めた文芸批評の大家が80歳で突

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  • エロチックなヨッパ谷の家
    2019/08/25 11:10
    エロチックなヨッパ谷の家

      『ヨッパ谷への降下』筒井康隆(新潮文庫)  本文庫には、副題として「自選ファンタジー傑作集」と付いており、筆者の多くの新潮文庫の短編集から作品を集めた一冊という形になっています。筆者の新潮文庫の最

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  • 「いたちなく」はそんな小説ではない・後編の2
    2019/08/13 09:11
    「いたちなく」はそんな小説ではない・後編の2

    ​​​  『穴』小山田浩子(新潮文庫)  前回の続きです。「ゆきの宿」のクライマックスの部分。友人斉木君の家に泊まった翌朝、「僕」が雪の庭で斉木君に会う場面です。 斉木君は、昨晩僕が先に寝た後、妻が泣い

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  • 「いたちなく」はそんな小説ではない・後編の1
    2019/08/08 19:30
    「いたちなく」はそんな小説ではない・後編の1

    ​  『穴』小山田浩子(新潮文庫)​  ◎下記本文中に「sperm」という表現があります。私は最初「精〇」と書いてたんですが、「〇液」と書くと、アップデイトするときに「本文にわいせつ、もしくは公序良俗に反する

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  • 女流作家芥川賞絶好調、かな?・前編
    2019/08/05 07:24
    女流作家芥川賞絶好調、かな?・前編

      『穴』小山田浩子(新潮文庫)  最近、近年の芥川賞受賞の若い作家の作品をパラパラと呼んでいるのですが、タイトルのつけ方のセンスで言うと、この作家と津村記久子はその独創性において双璧のように感じます

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  • わが青春の澁澤読書体験
    2019/07/21 17:04
    わが青春の澁澤読書体験

      『唐草物語』澁澤龍彦(河出文庫)  さて、澁澤龍彦です。 今回この報告を書くに当たって、一体私は何歳くらいまで澁澤龍彦の本(あの黒魔術がどうのこうのという本)を、追いかけるように読んでいたのだろう

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  • 関西人作家の関西弁小説を思う
    2019/07/16 08:22
    関西人作家の関西弁小説を思う

      『鬼の詩・生きいそぎの記』藤本義一(河出文庫)  この筆者は亡くなって6年ほど立つ方ですが、私は初めて小説を読みました。 わたくしは関西に住んでいますので、この関西人作家もすでに読んでいればよかっ

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