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『台風の眼』日野啓三(新潮文庫) ある時期、ちょっとまとめてクラシック音楽の評論というかエッセイというか、そんな本を続けて読みました。で、気づいたことがあったんですね。 そんな話をかつて私は別の
『砂のように眠る』関川夏央(新潮文庫) この文庫本は、かなり昔から私の本立ての中にあったのですが、この度ふらっと手に取ってふらっと読み始めて、今まで本書を最後まで読み切っていなかったことに気がつ
『スクラップ・アンド・ビルド』羽田圭介(文春文庫) 時代的なものもあるからかなと思いますが、なんだか最近の芥川賞系の作品って非正規雇用の若者の話か、介護か認知症がらみの老人の話か、そのどちらかの
『マスク』菊池寛(文春文庫) 本書は、サブタイトルに「スペイン風邪をめぐる小説集」とあります。 スペイン風邪というのは、かつて私も知らなかったのですが、このコロナ禍でいろんなところで何度か聞いた
『蓼喰う虫』谷崎潤一郎(新潮文庫) 例えばこんな萩原朔太郎の詩。 蛙の死 蛙が殺された、 子供がまるくなつて手をあげた、 みんないつしよに、 かわゆらしい、 血だらけの手をあげた、 月が
『龍の棲む家』玄侑宗久(文春文庫) この筆者の小説も初めて読みました。 ちょっと今回のテーマと関係ないことを考えるのですが、新聞の広告スペースに「今月の○○文庫新刊」みたいなのが載っているときがあり
『あの子の考えることは変』本谷有希子(講談社) 養老孟司のベストセラー『バカの壁』に、「バカの壁」とは何かの説明として、東大医学部の学生に授業をしていたら、もっとわかりやすく説明しろと何度となく言わ
『この道』古井由吉(講談社) この連作短編は、2017年から翌年にかけて「群像」に隔月連載されていたものです。その時の筆者の年齢が80歳から81歳、そしてその翌年2月に筆者は亡くなります。 と
『爪と目』藤野可織(新潮文庫) 2013年の芥川賞受賞作です。 ……ふむ。 ……あ、……えー。 ……えー、まー、困っとるわけですね。 何に困っているのかというと、まー、この作品のどこがよくて芥川賞なの
『君は永遠にそいつらより若い』津村記久子(ちくま文庫) 2005年に太宰治賞を受賞した筆者のデビュー作だそうです。 ただ、その時のタイトルは『マンイーター』というそうで、ちょっと大概な感じのタイ
『殿さまの日』星新一(新潮文庫) 星新一と言えば、やはりわたくしも中学生の頃ですか、何冊か読みました。読みましたが、これも多くの読書少年が多分そうであったように、その後読まなくなってしまうんです
『神戸・続神戸』西東三鬼(新潮文庫) 例によって古本屋さんで見つけた文庫本であります。 「『おすすめ文庫王国2020』年間最優秀文庫編集者賞受賞」と、本の帯にあります。 何が何だかよくわからない
『猛スピードで母は』長嶋有(文春文庫) この文庫は160ページの本文でちょうど真ん中で切れる、つまりきれいに80ページずつの小説が二つ収録されています。 なるほどこのくらいの長さが、「芥川賞ねら
『言文一致体の誕生……失われた近代を求めて1』橋本治(朝日新聞出版) 例によって図書館で見つけた本ですが。 いえ、図書館にこの本があることは、実はずっと前から知っていたのですが、ちょっとパラパラ読
『爆心』青来有一(文春文庫) この筆者については、わたくしかなり前に一つだけ短編小説を読んだことがありました。 その時の漠然とした印象が、この文庫本を見つけた時にふっと思い出されまして、実は一瞬
『白土三平論』四方田犬彦(作品社) 実はわたくし、新書版の全21冊の第一部『カムイ伝』を多分持っています。 多分というのは、現物を長く見ていないからで、多分押し入れの奥にあるだろうと思っているか
『地球星人』村田沙耶香(新潮文庫) さて「まくら」は、日本文壇の半期に一度のお祭り、芥川賞の事であります。 いえ、私は新聞やテレビのニュースなんかの報道では適当に興味を持ちつつも、受賞作について
『村上春樹はノーベル賞をとれるのか?』川村湊(光文社新書) 以前、よく似た感じのタイトルの本を読みました。あの時の本は、芥川賞だったと思います。(芥川賞の時は、なぜ取れなかったか、という本だった
『沙羅乙女』獅子文六(ちくま文庫) 獅子文六作品の読書報告は3作目であります。 まず『てんやわんや』を読んで、何だかもうひとつ面白くなかったような報告をしました。でも、あまり記憶に残っていません
『村上春樹の世界』加藤典洋(講談社文芸文庫) 『村上春樹は、むずかしい』加藤典洋(岩波新書) この度上記の2冊を立て続けに読みまして、取りあえず筆者が村上春樹の作品をどのように理解していったか
『街と村・生物祭・イカルス失墜』伊藤整(講談社文芸文庫) さて、伊藤整であります。 「さて」っちゅうのは何のための書き出しの言葉かというと、……えー、なんでしょうねぇ。 ……やはり、ビビっている、ん
『峠・上下』司馬遼太郎(新潮文庫) 「司馬先生」の作品であります。 「先生」とつい書いてしまいましたのは、多くの司馬ファンが言うように、司馬作品中のとっても面白い「余談」のおかげであります。 特
『夏目漱石『心』を読み直す』小森陽一(かもがわ出版) 以前読んだ、志賀直哉の短編について書かれた本と同シリーズの本であります。 大きな特徴は、新しい本であるということ。(2020年9月第1刷発行
『かか』宇佐見りん(河出書房新社) ……えー、えらいもので、最初の「令和期の作家」であります。 いえ、まー、令和もすでに3年目に入っておりますから、例えばその間に芥川賞なんかを受賞なさった作家は、
『復活の日』小松左京(角川文庫) 時節柄ということもあってか、友人に勧められて読んでみました。 時節柄ということで言えば、カミュの『ペスト』とかのちょっとしたブームと同じく、本書もまた最近多く読
あなたに合った教室選び:社交ダンス教室の比較と選択ポイント
音楽と一体化:社交ダンスの楽曲選びとリズム感向上法
初めての一歩:社交ダンス体験レッスンの魅力と準備
スムーズな動きの秘訣:フォックストロットの基本とテクニック
足運びの美学:社交ダンスのステップ上達法
美しい姿勢の秘密:社交ダンスのバランス改善エクササイズ
優雅な立ち振る舞い:社交ダンスのフレーム作りのコツ
ダンスの質を上げる:社交ダンステクニックの極意
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社交ダンス初心者の服装選び完全ガイド:失敗しない10のポイント
『海と山のピアノ』いしいしんじ(新潮文庫) わたくしこの作家も初めて読みました。 しかし世の中には、いろんな才能をお持ちの作家がいらっしゃるものでありますなー。 改めて感心しました。この筆者は、
『ニムロッド』上田岳弘(講談社) えっと、数回前の芥川賞の受賞作品ですね。 仮想通貨がテーマである、と。 なるほど、ビットコインが出てきます。けっこう大切な小道具として出てきます。 しかし、何
『水声』川上弘美(文春文庫) 考えてみると、川上弘美も長く読んでいないなー、と。 一時期はかなりまとめて読みましたが、ぷつっとやめました。 今思い出してみると、あの時私は、なにかこの筆者の小説
『月の光――川の光外伝』松浦寿樹(中公文庫) この本も、例の全国展開の古本屋さんで廉価で売っていたので買いました。買ってから何となくあちこち(前書きとか、内容ぱらぱらとか、ですね)見ていますと、ど
『燃えよ剣・上下』司馬遼太郎(新潮文庫) この本も、「本読み」の先輩に薦められました。 「司馬遼太郎は、空海と土方の話が面白かったかなー。」と。 『空海の風景』は、私も読んで面白かった記憶があり
『おらおらでひとりいぐも』若竹千佐子(河出文庫) 正面から老人問題を捉えた小説であります。芥川賞を受賞しました。その時筆者は63歳でありました。 というあたりを事前の予備知識として本書を読みま
『文学国語入門』大塚英志(星海社新書) 図書館で借りました。 風のうわさに聞く「悪名高い国語新指導要領」(本書にそう書いてあります)ということで、図書館でちょっと手に取り、そのまま借りて家で読み
『一人称単数』村上春樹(文芸春秋) ……えー、前回の続きであります。 村上春樹の最新短編集を読みながら、わたくしはわたくし的「新発見」をしたと、前回最後にハッタリをかましてしまいました。 えー
みなさんこんにちは、しょっちゅうキッチンで好き勝手やってるアキオカ アヤカです。 なんやかんや続いてきた「トラベルごはん」でございますが、トラベル先は現実世界だけとは限りません。 今回ははじめての二次元トラベルごはんということで、芥川龍之介の小説「芋粥」に出てくる芋粥を再現してみます。さてどうなることやら。 「再現飯」サイト好きやわー 芥川龍之介のファンです 「飽きるほど芋粥を」的な、ささやかな願いを叶えたい 上記に当てはまる方もそうでない方も、ぜひお立ち寄りください。 芋粥(小説)とは? で、芋粥(料理)ってなんやねん 芋粥を作ってみよう 山芋を切る 煮る 芋粥実食! さいごに 芋粥(小説)…
『動物記』高橋源一郎(河出書房新社) わたくしの読書の「メンター」のような方に、「最近何読んでますか」と訊ねた時に出て来た書籍がこれです。私は「『銀河鉄道の彼方に』は読みましたか」と訊ねました。
『十二人の手紙』井上ひさし(中公文庫) ごく個人的な話で申し訳ないのですが、この拙ブログでは、橋本治は「文芸評論家」のカテゴリーに入っています。多分私がこのブログに最初に報告した橋本作品が、文芸
『パーク・ライフ』吉田修一(文春文庫) 少し前に、薦められて吉田修一という作家の本を初めて読みました。 『ウォーターゲーム』という本でした。 前もっての情報もあまりなく読みました。いえ、二つだけ
『夏の葬列』山川方夫(集英社文庫) 今となってはかなり昔、多分例の全国展開古本チェーン店で『海岸公園』というタイトルの文庫本を買いました。新潮文庫でした。 私に作者についての予備知識など全くあり
『谷崎潤一郎 性慾と文学』千葉俊二(集英社新書) 以前より何度か本ブログで書きましたが、私は、大学は文学部というところに大昔通っていました。そこで、まー、何年か何となく通っていたら卒業せよと言
『恋する原発』高橋源一郎(講談社) まず冒頭に、献辞のような形で2ページ、各2行ずつで、こうあります。 すべての死者に捧げる……という言い方はあまりに安易すぎる。 (
『この国の空』高井有一(新潮文庫) 本書を読み終えて、思わずいったいどうなっていたのだろうと考えたことがあります。あれは、今どうなっているんだろう、と。 しかし、ともあれもう少し順を追って報告
『歳月』司馬遼太郎(講談社文庫) 明治初期の、肥前出身の司法卿・江藤新平の生涯を描いた司馬遼太郎の小説であります。講談社文庫で、本文はちょうど700ページ、一冊です。 この長さというのは、司馬
『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』芥川龍之介(岩波文庫) とうとう4回目になってしまいました。何が何でも今回はまとめねばなりません。がんばります。 前回の林先生の最初の問いかけは、「なぜ下人は羅生門の
岩手山の噴火によって吹き出した熔岩が、山肌を流れるままに冷えて固まってできたものが 焼走り熔岩流 で、国の特別天然記念物になっています。 享保17年(1732)の噴火によってできたもので、300年近く経つというのに、ほとんど植物が進入していないという不思議な場所です。Photo by Kirishima 展望台近くにある 宮沢賢治 「鎔岩流」 の詩碑喪神のしろいかがみが薬師火口のいただきにかかり日かげになつた火山礫堆(れ...
『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』芥川龍之介(岩波文庫) 前回最後に報告していたのは、「羅生門」執筆直前に芥川が、後々までかなり強烈なトラウマとなる失恋を経験したということでした。 後年芥川は、当時を振
『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』芥川龍之介(岩波文庫) 少し前に本ブログで、中島敦の「山月記」についてだらだらと調べたことを「剽窃」まがいに報告しました。そうしたら、友人の高校の国語教師が面白がってく
『献灯使』多和田葉子(講談社文庫) 前回、私はこの筆者の持ち味であるシニカルと軽妙さは、この小説のテーマに本当に合っているのかという、ちょっと「厚かましい」感じの報告と意見を書きました。 その続
『献灯使』多和田葉子(講談社文庫) この文庫の裏表紙の宣伝コピーに、こうあります。 「震災後文学の頂点」 東日本大震災から9年が過ぎて、そろそろ評価の定着した文芸作品が出始めてもいいころ
『三四郎』夏目漱石(岩波漱石全集第五巻) 『三四郎』を読まねばなるまいと考えたのは、その前に『漱石激読』(石原千秋・小森陽一)という本を読んだからであります。 この本の中に、美禰子はこれっぽっち
『三四郎』夏目漱石(岩波漱石全集第五巻) よし、『三四郎』を読もうと思いました。その理由は下記に記しますが、さて、何で読もうかな、と。 何で、というのは、家には角川文庫、新潮文庫、そして新書版の
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一杯飲みながら主に1980年代の洋楽懐メロを聴く。 私と同じ50代のおじさんが「懐かしい」と感じられる選曲を心掛けています。 気分によって、ジャズやクラッシックを選曲することがあります。
ゲームセンターにあるメダルゲーム、コインゲームが好き!始めてみたい!という方に向けた情報を発信していきます。 ※『メダルゲーム』に関連性ないものはテーマの投稿NGです。
ゆっくり動画用の素材の配布や紹介をしてるブログ
MMDで使える素材を配布、紹介してるブログ用
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2022年の運勢・傾向に関する記事のみ投稿可とします。(東洋占術(算命学・九星気学など)は投稿不可)
ワイヤレススピーカーのお勧め商品や特徴、音質などの情報を皆様と交換したいです。
生まれは、都会20代半ばで病を発症し、母の里のいなかへ、スローライフを送っているが、最近、また都会に戻りたいと思うようになった。 そんな葛藤を日々送っている、おちゃんの日記
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