地方競馬を予想しながら旅気分を楽しみましょう。ばんえい競馬もOKです。
清水幾太郎の『オーギュスト・コント』を読んでいるが、めちゃめちゃ面白い。清水の著作をまともに読んだのは初めてかもしれないが、論の展開がスッキリしていて良い。コントについては実証主義の祖だったり、「人類教」を創始したりと、近代主義の権化のように考えていたが、だいぶ認識を修正させられた。案外自分と考えが近い気がした。コントは、一時啓蒙主義の徒であったが、その後イギリス経験論・自由主義経済学にシフトする...
ちょっと変な言い方になるが、不確実性や不条理は、通時的にも共時的にも実在している。どの時代の世の中にも、どこの場所でも、不条理や不確実性は実在するのだ。不条理や不確実性という概念は、第一次大戦後時折ブームのように喧伝されるが、そのブームが終われば無くなるというたぐいのものではない。何故なら、それらの概念が意味するのは、それぞれの時代における認識・知的枠組みでは理解不能なものを、どのように理解不能な...
菅首相による日本学術会議の推薦人に対する任命拒否があると、学問の自由が侵犯されたと大騒ぎする。Twitterがトランプ前大統領のアカウントを停止したりすると、SNSプラットフォームの言論統制だと言って、言論の自由が侵犯されたと大騒ぎする。このように公的な役職の政治家や、グローバル企業と言われる大企業についての言論統制のような動きには敏感に反応する人間たちは言論人にも数多い。しかし、最近著名な言論人によく見ら...
哲学・思想というのは、あるイデオロギーを説いて回れることを指すのではない。哲学・思想とは、当たり前になった言葉(認識)を疑うことである。その意味ではポストモダンは正しい。このような基本的な事柄を忘れた保守イデオロギストが、左翼批判を展開しているのを見ると笑えてくる。いや、泣けてくる。左翼に対するオーソドックスな批判というのは、彼らのイデオロギー性に対する批判である。左翼は、ある専門的な技術的知識を真...
2001年公開、『ショーシャンクの空に』、『グリーン・マイル』の監督であるフランク・ダラボンが監督を務め、ジム・キャリーが主演をしたドラマ作品である。------------大テーマとしては第二次大戦と赤狩りがあるのかもしれないが、第二次大戦と赤狩りのプライオリティはどちらにするべきだろうかという逡巡が本作にはある。赤狩りや第二次大戦の史実との違いはさほど問題ではない。本作で問われている主要な問題は、アメリカの「...
「国士流は保守にあらず」「コロナをめぐって、国民はヒステリーになり過ぎだ!正しい情報を見ることができていない!全体主義だ!恐怖で頭が麻痺してしまっている!日本は滅びる!」というような思いの言論人が多いのでしょうが、滅びているのはあなたの頭だけなので、問題なく日本はこれからも生きていきます。なぜ自分たちが批判している当の対象(ヒステリーな国民)と同様の振る舞いをしていることに彼らは気づかないのだろうか...
ほんと真正の保守、今のうちに修正しないともう終わるぞ。文系脳への批判は昨今とても多く言われるし、意味も分かるが、最近の言論界を見ていると、理系の人間たちがベタなナショナリズムに前のめりになって、めちゃくちゃな論理を言い過ぎである。『表現者クライテリオン』はもう西部邁とは何の関係もないと考えた方がいいですよ、みなさま。西部邁は議論の際、怒っているようでいつも冷めていた。議論中に本当に怒ることなど数回...
コロナをめぐる議論で生命尊重か経済優先かという二項対立がよく設定されている。しかし、この二項対立は不毛である。なぜなら、結局経済優先派もなぜ経済を優先しないといけないかという話の中で、経済が停滞すれば経済苦による自殺が増えるというような話を持ってきて、「コロナにかかりたくない。生命は大事だ」という主張と大差のない、生命尊重の話になるからである。それであるにもかかわらず、生命尊重派がなぜ批判されるの...
トクヴィルがアメリカの民主主義社会を観察した時に発した言葉「多数派の専制(tyranny of majority)」という言葉に慣れ過ぎてはいけない。慣れ過ぎると、自分の主張を受け入れない多数の人たちはいつも間違っており、自分はいつも正しいと思ってしまいがちになる。多数派も正しい時はあるし、少数派が間違っている時もある。社会においても、自分においても、批判の契機というものを確保しなければ、健全というものは訪れない。政...
コロナはただの風邪論はことあるごとに吹聴される。コロナはただの風邪という言説の意味は何なのだろうか。普通の風邪を発症させるのはヒトコロナウイルスによる。ヒトコロナウイルスは、コロナウイルスの中の一種である。そして、新型コロナウイルスもヒトコロナウイルスと同様に、コロナウイルスに概括される。カテゴリーで考えた場合、新型コロナウイルスはコロナウイルスの一種であり、普通の風邪であるヒトコロナウイルスと同...
最近いろいろなところで「やべえやつ」を頻繁に見かける。言論界もそうだが、イチナナなどの動画配信を見ていても、リスナーの中にやべえやつが散見される。クレーマーと呼ばれるものがそれに近いような気もするが、「不当な要求をする人」というような定義らしく、その「不当」の内容が問題になってくる。僕が経験したそのような人たちとのやり取りや、振る舞いからやべえやつとは何なのかということの自分なりの定義ができつつあ...
1960年公開、ヌーヴェル・ヴァーグの代表者であるフランソワ・トリュフォー監督作品である。------------昔つかんだ「大ピアニスト」・サロヤンとしての栄光。それは、妻が興行師と寝たおかげで掴んだ偽の栄光だった。妻は良心に耐えかね、自殺した。今夢破れた場末酒場のピアニスト・シャルリの孤独。一度は栄光をつかんだ者の残余の人生の過ごし方。人生の傍観者として生きているシャルリ。妻の自殺後、誰とも関係を深めようとし...
遅ればせながらトーマス・マンの『トニオ・クレーゲル』を読んだ。解説であった、理性・感性などの二項対立を矛盾のまま生きるというマンに関する解説は間違っていないが、ちょっとズレる気がする。マンは、感性に対して理性を称揚したのではない。さらには、現実に対して芸術を擁護したわけでもない。今の言葉で言い換えると、トニオ・クレーゲルは、非リア充(芸術家)であるが、彼は別にリア充に憧れているわけではないし、リア...
批判をされることが自分の意見の正しさの証明だと思うようになったら、もう治しようがないね。※2020年1月12日のツイートを元にした文章です。いま世界は何も変わっていない。世界中の人々の世界観が揺らいでいるだけである。※2020年1月15日のツイートを元にした文章です。--------------------コロナに対するワクチンでは、DNA、RNAワクチンが研究・開発されているが、食物の遺伝子組み換えはダメで、薬物はいいのだろうか。遺伝子...
今の状態を前と変わらないとかコロナは風邪だとかいうロジックに拘束されると、財政政策をする緊急性が無くなることに気づいた方がいい。直接金を配るというバラマキも、コロナによる大恐慌以来の経済的なマイナスの影響により許される。社会的にも経済的にも、間違いなく緊急事態である。もちろん、デフレが30年間続いているというのも他国に比較するとあり得ない状態であるので、当然に財政政策はしなければならない。僕が言いた...
愛とは別段ロマンチックに言う必要はない。ある精神の力により、不条理な世の中を良くしようという心のことだ。愛とは、人間への信頼をつなぎとめるための、人間ができる最後の救済の力のことだ。今、愛はくさすためにだけ知識人に存在する。しかし、この愛の力を信じられなくなった時、そもそも何のために人は生きていこうというのだろうか。人間への不信は、最後には人間を信頼したいという思いから出てこない限り、怨望と何ひと...
以前日本学術会議問題の法律的な論点について詳細に論じたが、これはその記事を書いたあたりの段階でのTwitterでのつぶやきレベルのものである。自分の発言を記録しておくのと同時に、ブログ記事を稼ごうとしている汚い執筆者の思惑である。法律的な問題についてちゃんと知りたい方は、こちらを見てください。【緊急投稿】日本学術会議推薦会員の任命拒否は違法とは言えない(前編)【緊急投稿】日本学術会議推薦会員の任命拒否は違...
1959年製作。キリスト教を主題にした作品を多く作ったロベール・ブレッソン監督作品である。---------------自意識過剰な孤独青年ミシェルが、彼の唯一の良心の紐帯としての母親を失うことにより、スリの世界へ没入して行き、自意識のみを信頼する人間になっていく。ミシェルが愛・人間への信頼を取り戻すのは、彼の身近にいた苦労を一身に背負っている女性ジャンヌによってである。ジャンヌは、ミシェルの友人でもある誠実な青年...
以前日本学術会議問題の法律的な論点について詳細に論じたが、これはその記事を書いたあたりの段階でのTwitterでのつぶやきレベルのものである。自分の発言を記録しておくのと同時に、ブログ記事を稼ごうとしている汚い執筆者の思惑である。法律的な問題についてちゃんと知りたい方は、こちらを見てください。【緊急投稿】日本学術会議推薦会員の任命拒否は違法とは言えない(前編)【緊急投稿】日本学術会議推薦会員の任命拒否は違...
2007年公開、『学校の怪談』シリーズを担当した平山秀幸監督作品である。------------「弥次喜多」ものの古典的な笑いに、純粋な演技力を組み合わせたらこのような傑作が生み出される。本作は、演者の力が映画の可否を左右するのにこれほどまで重要なのだということを再確認させてくれる。中村勘三郎・柄本明・小泉今日子の三人は言うまでもないことだが、特筆すべきは、藤山直美。時間で言えば、5分程度にも満たない登場で、物語...
んんん、NIKEのCMは特に批判が出るほどの内容ではない気がするが、何を批判しているのだろう。偽善的だとか言うなら、NIKEのCMってもともとこういう作りなのでいつもと変わらない。「在日の人は被差別的な境遇を利用して、利益を得ている特権階級だ」と言うのであれば、特権を持つ人に対しては差別をしていいという話になる。このような批判をすることは「差別ではない」ということにはならない。もしも理由があれば在日の差別をし...
日本版のドラマ「24」を見たけど、やはりあんな感じになってしまうのか。予算の問題なのかもしれないが、撮影技術が全然似せられていない。それがあの作品の醍醐味であるのに…。第1話~第3話くらいまでしか観ていないが、アクションシーンはザルである。なんか第1話の冒頭に出てきたシーンは二丁拳銃で飛んでいた。たしかに本家『24』でもそのシーンはあるのだが、もっとリアリスティックにアクションシーンはしないと『24』にはな...
スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセットの大衆社会論がほんとに腹に落ちているのであれば、政治上の改革への可能性に対して疑義を持たないのはおかしい。自分の立場のものであれ関係がない。今のオルテガの使い方・引用の仕方は、「無知な大衆バカだね、俺たちはそれを指摘できて頭いいね」くらいの役割しか果たしていない。そんなクソみたいなエリーティズムのためにオルテガ使うんじゃねえ。オルテガ読みのオルテガ知らずとはこ...
1974年公開、カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞したフランシス・フォード・コッポラ監督作品である。------------現代社会では、盗聴の恐怖はいつでも存在する。主人公のように盗聴を生業とするものにとってはなおさらのことだ。彼らはどのような状況でも盗聴はできるという事を知っているために自らもされる事を覚悟しなければならない。現代社会では、孤独は付き物である。主人公のように盗聴を生業とするものにとってはなお...
法実証主義で有名なハンス・ケルゼンの「デモクラシーの本質と価値」を読んでいるが、なかなか面白い。ちょっと言葉遣いが独特ですんなり入ってこないところもあるが、彼のような二元論的な物事のとらえかたはやっぱり分かりやすい。※2020年10月12日のツイートを元にした文章です。もう8年前くらいの本だが、中野剛志さんの『日本思想史新論』を読んだ。小林秀雄の『本居宣長』を読んだ後の福田恆存ではないが、僕よりもこれを楽し...
リメイクしていただきました(≡^∇^≡)
”人同士の分離が争いの原因”
無料遠隔ヒーリングをプレゼント♫
2023年 6月のフュージョンリーディング(3択)
”毎月のアセンデッドビーイングと星のレイによる国際遠隔ヒーリングと満月瞑想”
6.10 オンライン・夜 開催「自分を知って、悩み消滅!おしゃべりサロン」
頼ったりしたらいけないって思っていませんか?
”正しさの衝突”
明日は占術の館 六芒星 本店✨
終了生Nさんへのインタビュー by 本当の自分に戻る旅コース
6.6 観照禅のお知らせ
今日はチカホ 大通ビッセ横で♬
【厳選】私の買ってよかったもの
6.1「ママとパパをえらんできたよ」読書会
今日は占術の館 六芒星 本店✨
ある組織に利権が生じるかどうかは、その組織がいい組織か悪い組織かに関係はない。どのような組織であれ、そこに利益が発生すれば既に利権は生じている。別に僕は利権があるからダメと言う気はサラサラない。というか、利権があるということで批判をする人間たちにいら立っている。しかし、その組織が良い組織だから、役に立つ組織だから、そのような組織には利権は発生しないというロジックは単純に間違いである。新自由主義者の...
アイドルやアイドルを応援する人々、またはこういうような新しいアイドルグループの映像などを見ていると、ふと思う。日常的に「かわいい」とか「キレイ」というような性的な振る舞いを表で排除してしまうと、その感情が無くなってしまうわけではないため、女の子女の子な振る舞いが、アイドルとか歌手とかタレントなどに強調されて増幅される気がする。ジェンダー批判もいいが、ある程度そのような振る舞いも日常的に許容しないと...
あけましておめでとうございます。2021年は自分自身が頑張らねばならないと思っておりまして、今年こそ書籍を出版しようと考えております。2019年は電子書籍で雑誌を発刊し、昨年まで継続いたしましたが、自分の活動が固まってから改めてやろうと考えております。基本的には自分は思想・批評関係の書籍を書いていこうと考えておりますが、今の時点で書きたい内容を箇条書きにしていきます。・カミュの本・保守思想の本・東洋思想の...
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一杯飲みながら主に1980年代の洋楽懐メロを聴く。 私と同じ50代のおじさんが「懐かしい」と感じられる選曲を心掛けています。 気分によって、ジャズやクラッシックを選曲することがあります。
ゲームセンターにあるメダルゲーム、コインゲームが好き!始めてみたい!という方に向けた情報を発信していきます。 ※『メダルゲーム』に関連性ないものはテーマの投稿NGです。
ゆっくり動画用の素材の配布や紹介をしてるブログ
MMDで使える素材を配布、紹介してるブログ用
色んな商品紹介をします!
2022年の運勢・傾向に関する記事のみ投稿可とします。(東洋占術(算命学・九星気学など)は投稿不可)
ワイヤレススピーカーのお勧め商品や特徴、音質などの情報を皆様と交換したいです。
生まれは、都会20代半ばで病を発症し、母の里のいなかへ、スローライフを送っているが、最近、また都会に戻りたいと思うようになった。 そんな葛藤を日々送っている、おちゃんの日記
ジプシーカードリーディング(占い)に関する記事であれば自由投稿可です。 ※タロットカード・オラクルカード・ルノルマンカードの記事は投稿不可。