ミドルおやじの人生見つめなおしに効きそう | 『50歳からの勉強法』 童門冬二
先般、一時帰国中に見舞う予定であった叔父を亡くしました。末期ガンでした。享年78歳。旅行を愛し、50代で脱サラし、居酒屋や喫茶店を経営し、やりたい放題(と私には見えましたが)しつつ、最後は奥様に介護され息を引き取られました。 彼の人生を思い返し、自分は今後どうするべきかいやでも自問してしまいます。子供たちはいまだ片付かず、家内は更年期に足を踏み入れ、親のボケが始まるなか、自分の人生をどのように進めてゆくかはいまだ解を得ないところです。ならば先達の教えを聞くに限ると本作を手に取った次第です。 50代からの生きざま、ケーススタディ 世の中には勉強・独学に関する本が山のように存在します。最近は東大生…