一般サラリーマンにも当てはまる、科学者が負うべき倫理―『科学者とは何か』著:村上陽一郎
とある図書館で処分品として一冊30円程で売っていて購入しました。村上氏は科学史、科学哲学とか、そういう分野を研究されている方で東大とかICUで教えていらっしゃった方。科学論をテーマに現代文の問題で取り上げられることも多いですね。 読みましたがこれが非常に面白かったです。 内容を極々簡単に言えば、本作は、科学者の倫理はどうあるべきか、という本です。 ざっくりよめる科学史(科学者史!?) まずは科学史が非常に興味深い。 当初は科学者は単なる同好の士であったこと、更には職能集団として機能し、その口伝の中で倫理も伝えられていったこと。大学での教育を経るも19世紀までは神への誓いとして職業倫理が保たれて…