中室牧子, 津川友介『「原因と結果」の経済学』
データの因果関係を導き出す思考法を解説した経済書です。漠然とわかったつもりになっていた因果関係、相関関係について明快になりました。因果関係はどこでも安易に使われており、データを見ていく上では理論として理解する必要がありますね。恣意的なデータの解析に陥らないための思考法は必須です。「メタボ健診を受けていれば長生きできるのか」、「認可保育所を増やせば母親は就業するのか」等、一般的に正しいとされているものへの誤りを解き明かしている点に興味津々。本書は読み物