作家はやはり紙への憧れが強すぎる
平成時代、急速に発達したIT文化。情報取得手段は、本からテレビ、そしてネットへと移り変わってきました。電子書籍はあたかも黒船のように例えられ、グーテンベルグから続く活字の出版文化をことごとく破壊してしまうとまで言われていました。しかし、現在はあまりそのような悲観論は昔ほどないように思われます。ネットの声があることで、絶版だった書籍が復刻されたりするなどの恩恵もあるからです。しかし、出版業界も、そこに生きる作家も安心していられるわけではないのでしょう。今回は先日の記事(「電子書籍市場の拡大急成長、その利点」)で参考にした読売新聞2019年5月14日朝刊記事6面の結びには、電子書籍市場の裏側で隠されがちな作家の真情と、それに付随した動きについても追っています。電子書籍ユーザーが増えニーズは高まる一方、これを押しとど...作家はやはり紙への憧れが強すぎる