こころの養生 風水の知恵を取り入れよう(こころと漢方)
人の心は身体の生理活動、病理活動と密接に関係しています 人間の過度な感情はストレスになり身体を病気にするばかりか、正気を虚弱させてカゼなどを引きやすくさせます。やはり精神の修養は大切で、気持ちが伸びやかであればこころは楽しくなり安定します。《黄帝内経素問》では「恬淡虚無なれば、真気に従い、精神内に守らば、病いずくんぞ従い来らん」と言っています。恬淡虚無は「てんたんきょむ」と読みますが、道教の根本思想で私心なく物事にこだわらずあっさりしていることを意味します。「恬淡」とは物に執着せず心安らかであること。 「虚」とは虚はつきぬけて空っぽであること。「無」も同じ意味です。黄帝です恬淡虚無なんて道教の…